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異常な脚フェチ性癖
これは俺が10代だった頃の話。
 俺は自分で言うのも何だが、とんでもない脚フェチである。昔見た女児向けアニメの、ミニスカートからすらっと脚が伸びる女性キャラクターの影響があったかもしれない。
 気付けば俺は、周りがおっぱいやお尻で興奮する中で脚を見て興奮するようになっていた。
 学生時代なんか、制服のスカートから見える女子の脚を見るだけで勃起してしまうからそやもう大変だった。
 そんな感じで、俺は中学校時代と高校時代を性欲と戦いながら生き抜いた。
 学校でオナニーしなかっただけ、俺はとてもえらいと思う。
そして大学一年生になり、めちゃくちゃ可愛い彼女が出来た。
 おっぱいも大きく、お尻もぷりぷり。しかも顔も超可愛いしいい匂い。
 そして何より、最高の脚線美をもっていた。
 周りがめちゃくちゃ羨む自慢の美人彼女で、俺はとにかくメロメロだった。
 そして彼女自身も、俺の事を結構好きでいてくれたみたいで。
 俺がスカート好きって言ったら、パンツ派だったのに何着もスカートを買い直してくれたんだ。そんな健気さも大好きだった。
ここでお察しかもしれないが、俺はただの脚フェチではない。
 パンツ姿の脚を見ても、どうとも思わない。スカートの下にタイツを履かれるのもイマイチだ。
つまり、スカートに生脚……この組み合わせこそが最高ってことだ。
 しかもむっちりとした肉付きのいい脚……いやまあこれもこれで最高なんだけど、そういうのよりはほっそりしたスレンダーな脚の方が好みだ。見てるだけで拝みたくなる。
 こういう性癖は今でこそだいぶメジャーだけど、当時は少し変態じみた趣味って敬遠される傾向にあった。
スカートはなんでも好きだけど、とくに好きなのはフリル多めのいかにも女の子って感じのやつ。
 ふわっと広がって、しかも太ももがちらっと見えるような……そんなスカートだと、とくに俺は興奮してしまう。
 さすがに彼女にはこれがれっきとした性癖とは伝えていなかったけど、多分ちょっと察せられていたんだと思う。
 だって彼女が履くスカートが、だいたいそんな感じだったから。
当時は性欲がピークの大学生だったっていうこともあって、彼女とは付き合ってから毎週のようにセックスしまくっていた。
 幸い彼女も性欲が強めだったらしく、俺はありがたいことに毎週ドピュドピュさせてもらえていた。この話を友人にしたら心底羨ましがられた。
 「一回だけ貸して」とか言うやつは引っ叩いておいたけど。
女装子の気持ち
で、ある日の事だ。
 俺と彼女はいつものようにデートして、彼女の下宿中の家に到着した。
 週末はいつも彼女の家にお泊まりしてセックスして……というのが俺たちのルーティンだった。
 その日もそれは変わらなかったんだけど、彼女が「ちょっと学校に課題忘れてきた、すぐ取ってくるからゆっくりしてて」と俺を残して外に出た。
 俺を1人残していくなんて信用してくれてるんだなあ、と思うと同時に……ちょっと、魔がさしてしまった。
俺は彼女がしばらく帰ってきそうに無いのをしっかり確認し、彼女の部屋を探検した。
 初めて来るわけではないけど、やっぱり俺に隠してる秘密とかあったりするんじゃないかってワクワクしていた。
 風呂場に入ると、おそらく昨日?あたりに使われたであろうT字剃刀があった。これでムダ毛処理してるのか……
 もしかしてあの太ももも?ふくらはぎも?足の指も?って考えるとムラムラが止まらなくなってきた。
 しかし彼女が帰ってきたらすぐセックスだ、抜くわけにはいかない。
 必死に股間を落ち着かせながら、俺は探検を続行した。
クローゼットを開けてみた。すると、色々な洋服がかけられていた。
 とくに多いのは、やっぱりスカートだった。
 しかもまだ俺が見た事の無い新品まであった。なんだかサプライズを公開前に見た気分になって、ちょっとだけ罪悪感が湧いた。
 そういえば今日のスカートも可愛かったな、赤いヒラヒラで……なんて考えていると、俺はその新品のスカートを手に取っていた。
 初めてまともに、スカートというものを観察してみた。
 ただ一枚の布をぐるっとさせているだけではなく、中に薄い布が三重程に重ねられていた。
 ウエストはゴムで出来ていて、よく伸びた。
 これなら、男の俺でも履けそうだ……って考えてから、ハッとした。いや何を考えてんだって。
学校からこの家までは、徒歩で10分はかかる。となれば、彼女はまだ帰ってこないはず。
 俺は息を呑んだ。
これは……いけるんじゃないか。
女装体験
だってスカートって、彼女が履いているのを見る限りじゃ下から腰まで上げるだけだし。
 俺はおもむろにズボンを脱いでパンツだけになると、その新品のスカートに脚を通した。
 なんだか無性にドキドキしたけど、止められなかった。
 途中で少しびりっと音がしたけど、気にしていられなかった。
履いてみると、ウエストはぴったりだった。
 ドキドキしながら部屋に置いてあった姿見に映してみて、俺は一瞬で絶望した。
 彼女の脚とは全然違う、毛むくじゃらの汚い脚。こんな神聖で可愛いスカートに似つかわない脚、見てて泣きそうだった。
 いや待てよ、毛を剃ればそれなりに見えるのでは?と思い、俺は風呂場でさっきのT字剃刀を拝借して処理してみた。
 ツルツルになった脚は、さっきよりはスカートに似合っていた。
俺はそれを見て、心臓の高まりが止まらなくなっていた。
 今まで見るだけだったスカートを、履く側になった興奮。
 めちゃくちゃ勃起してしまった。
時計を見るとそろそろ危険な予感がしたので、スカートを丁寧に戻した。
 剃刀も使った痕跡が見えないように、綺麗に流しておいた。
 すべて落ち着いてから1分程で、彼女が帰ってきた。
 本当に危なかった、と思った。
もちろんその後のセックスでツルツルになっていた俺の脚を見て彼女は「どうしたの!?」と驚いていたけど「こういうのが好きかと思って」って誤魔化した。
 ちなみに後日、
 彼女は俺に「この間買ったスカート、最初から破れていた上に内側が何だか汚れていたんだよね。最悪」と愚痴ってきて俺はもうハラハラが止まらなかった。
 でもどうやらバレていなかったようで安心した。
女装子のキッカケ
ちょっとした好奇心から試した行動が、あれ以来俺を支配していた。
 もう一度履いてみたい。そうすればきっと、毎日「スカートから伸びる生脚」を拝む事ができる。
 そう思った俺は、レディースの服屋さんに1人で入ってみた。そこで怪しまれないよう、俺は彼女の写真を店員さんに見せながら「この子へのプレゼントなんですが、どういうのがいいか迷ってしまって」とか言って見繕ってもらった。
 さすが女性店員が見繕っただけあって、可愛いスカートを買う事が出来た。
そして家に帰って、脚の毛を綺麗に処理してからスカートを履いてみた。
 最高だ、あまりに最高だ。しかし何かが足りない……そしてすぐその足りないものが何か気付いた。
 俺は手持ちの服の中でも、あまりメンズぽくないものを漁った。
 そして、無地のシンプルなTシャツを着てスカートと合わせてみた。
 そうだ、このスカートを美しく見えるよう演出するには他の服にもこだわらなければならない。
 俺はそう思い、今度は別のレディース店に行って彼女の写真を見せた。
 「彼女オーバーサイズにスカートを合わせるのが好きで……」と適当に言いながら、俺は無事俺でも着られる可愛らしいトップスを手に入れたのだった。
幸い購入したトップスは骨格カバーの特性もあったようで、思いの外「らしく」なった。
 しかし顔は普通に男だ、髪だって清潔感のある短髪。
 ここまできたらこだわりきってやろう!と俺はなんとウィッグとコスメまでネットで注文した。こればかりはさすがに店頭で買う度胸が無かった。
結局、俺が理想の「スカートを履いた俺」になるまで半年かかった。
 何せウィッグはともかく、メイクがめちゃくちゃ難しい。こんなの毎日やってるなんて女の子はすごいな……と尊敬までしてしまった。
 毎日学校から帰ったら1人でもくもくとネットや動画を見てメイクを研究した。
 でも時間をかけただけあって、完成度は高かった。
 正直めちゃくちゃ可愛くなった。自分で言うのも何だけど、彼女に匹敵するんじゃってくらい可愛くなった。
 ここまで来たら外を歩いてみてもいいんじゃ……と思って俺は早速外出してみた。
もし知り合いにバレたら終わるな……と思いながら外を歩いたけど、そのスリルがそれはそれで楽しかった。
 人通りが多い中歩いていると、目の前に同じ授業を取っている男子学生集団がやってきた。
 まずいまずいまずい、と思っていたが逃げる前に先頭の奴と目があった。
 奴らはニヤニヤしながらヒソヒソ話していて、
 ああもう終わった……とちびりそうになっていたら、一人の男子が俺に近づいてきた。
女装体験したらハマってしまった
「おねえさん、めちゃくちゃ可愛いっすね」
 「!?」
 「あの、俺ら今からカラオケなんすけどおねえさんもどうっすか?あの、女友達と待ち合わせとかならそれはそれで大歓迎っす」
まさか……ナンパか!?
 俺と気づかずに!それどころか男と気づかずに!
 俺はテンパって愛想笑いだけして小走りで逃げた。
 すると背後で「やっぱ俺が行きゃよかった」「もったいねー」という声が聞こえてきた。
 テンパリながらも、俺はめちゃくちゃ嬉しかった。
 まさか、女と本気で思われてナンパまでされるなんて。
 ホモでもなんでもないのに、何故か男に女としてナンパされたのがテンションあがったんだ。
それ以来本気で女装にハマった。そして、もう一つハマった事がある。
 それは、女装したままオナニーすることだ。
 最初はこの女装した姿をオカズにしたかっただけだったのに、気付けば女装中にオナニーすることに重きを置くようになってしまった。
 ちゃんとブラジャーもして、パンティも女性ものにして。
 そのまま服の上から乳首を触って、勃起してきたら下着類を外して……っていうのがお決まりだった。
 姿見には、女装とはいえ美少女がオナニーしている姿が目に入る。
 しかもその美少女の股間にはマグナムサイズのチンポが生えている。これはエロい。
男の娘プレイで狂ってしまった
彼女とのセックスも大好きなのに、俺は自分っていう美少女男の娘とオナニーし合うという行為にまた別の興奮を見出してしまっていた。
 乳首もビンビン、チンポもビンビン、スカートから生脚以外のものが生えているのに、それがたまらなくエロくてさ。
 だいたいこういうオナニーすると、すぐに射精してしまっていた。
 そのザーメンは全部姿見にかかって、女装した俺にぶっかけたみたいになってめちゃくちゃエロかった。
 そのザーメンを舐めると、鏡に映っている自分とはいえ美少女がザーメンをペロペロしてるみたいでめちゃくちゃエロい。
 もう自分が女なのか男なのか。
 その境目が分からなくなってしまうほど、この行為にハマってしまっていた。
このオナニーにハマってから、俺は正直彼女じゃ物足りなくなった。
 確かに彼女のスカートから生える生脚はたまらない。でも、彼女のスカートから生えているのはそれだけだ
 。あの美少女(俺)みたいに、チンポは生えていない。
正直少し彼女に対して冷たくなっていたんだと思う。それで訝しんだ彼女が、ある日急に俺の住む俺の実家に押しかけてきた。
 オカンが家にあげたらしかった。
そして思い切り「私に冷めたの!?」と詰め寄られ、俺はもうダメだと思い女装癖を白状した。
 俺の女装用スカート、トップス、ウィッグやコスメ。そして女装後の俺の写真を全部見せた。
すると……彼女ドン引き。
そりゃそうだ。
 絶叫しながら「⚪︎ね!」と吐き捨てて家から逃げ出した。まさかあんないい子だったのにそんな事言うなんて、と俺も冷めた。
女装体験から男の娘になった結末
それ以来彼女は学校中に俺の女装癖を言いふらしていたが、あえて女装して大学に行ってみると意外にも皆「可愛い!」って好評でさ。
 俺をナンパしてきた奴なんか俺を「推し」なんて言うようになった。
 しかもそんな俺に、新たに彼女が出来た。
 しかもその子はバイで、「どっちも一気に楽しめる!」って喜んでて。
「いっぱいメスイキできるようになろうね」
 「ちんちんなんてキミにはないよ?これはちょっとおっきいクリトリス」
 「女の子なら穴でもイケるようになろうね」
 なんて言われてさ。
 今ではちょいSな新カノに、見た目だけでなく中身まで女の子にされそうになってる。


