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調教体験:沈黙の再開
暫くしてからシャワーの物音がして、チーフがいない状況に初めて気が付いた。
脚をとじると、膣奥の精子の残りが垂れてきて、哀しいや自責だったりそういったことから、涙がこぼれた。
チーフが出て来た。
「シャワー浴びたらどう?」と話し掛けられた。
スルーしてたら
「調教みたいなことして済まなかったよ」「キゲンなおしておくれ」
と発してきた。
もう何にも耳にしたく無いから、寝具に顔を埋めてうつ伏せとなった。
少しの間たくさん話し掛けて来たけども、その後話さなくなった。
私は寝具の中から「居室に帰ります」と伝えた。
そうしたら何も言わず下半身の部分の寝具をめくりあげられた。
おしりが露わになった。
腰ををグっと引き上げられて、突き上げる様なフォームになってしまった。
顔を上げようとすると、寝具ごとまとめて手で押しとめられた。
もう一度実行するつもりなのかと。
鬼畜だ、この人.絶倫なの...?
後方からチーフのあの大きいモノが挿し込まれた。
ぜったい感じないって決めて寝具をかじった。
それでも、くやしいんだけど前と同じように奥まで届いて、喘いでた。
調教体験:押し寄せる快楽と失望
寝具をすべて剥ぎ取られて、バックから乳房やチクビを揉みしだかれた。
苦痛で
「止めて、止めて下さい」と発したら、
「では言うことを聞け」と、
チーフに背を向けて抱えられてるという様な体勢にさせられた。
「ほら、自分で動け」と指示されて、
チーフが乳房やチクビをつかんだ状態で上げ下げした。
その体勢は乳房やチクビがズキズキ傷むから、必死になってカラダを上げ下げした。
そうしたら大きいモノが奥で突き刺してくる感触で再び気持ち良くなって来て、喘ぎ始めてた。
チーフもガンガン突き上げてきて
「私の、オンナになるんだ!オンナになるんだ!」
チーフがうめいた。
だけど、そこだけは断固として無理で
「ヤダ!ヤダ!」と口にした。
少しの間チーフは
「良いから答えろ!」と何度も言ってきたけど、
その内諦めがついたようで、私の腰部を掴まえて力強くピストンして来た。
しばらくして、当たり前のように膣奥に射精された。
済んだ後、
「あと少しここに居ろ」と指示された。
だけど今回はチーフがフラフラになってたお陰で、ゆかたを羽織って居室に帰った。
そうしてからシャワーするために浴室に足を踏み入れた。
ミラーを目にして愕然とした。
調教体験:涙の解放
髪の毛はボロボロで、乳房やチクビにもアザがあったり...。
何よりヴァギナが酷くて、チーフの白い液が沢山溢れて来た。
「私、ホントに調教されたんだ・・・なのに感じちゃって・・・
赤ちゃん出来たらどうしたら」
恐ろしくなってしまった。
シャワーが済んで、ベットに横になった瞬間、
貴方のことが思い浮かんで来た。
心の底から心苦しくて、自分自身が許せなくなって、もの凄く涙がこぼれた。
そうしてから、サヨナラして頂くことにしようと考えた。
捨て去っていただこうと願った。
そうしたらちょっとだけ解放されて、気が付くと横になってた。
「・・・そうして、今日いまにいたります」
と、紗月は本山からの調教エピソードを終わらせた。
調教体験:忘却
もう一度泣き始めるだろうと思っていたけど、
すべて語って胸のつかえが取れたのだろうか、案外といつもの表情になってた。
私は一番に「・・・(懐妊)診察、しなきゃな」と答えた。
「・・・きのうきたから、心配ありません・・・」と応じた。
このことでいくらかほっとした私は
「とんでもなく心のダメージあった、だけど、さらけ出してくれてありがとう」と答えた。
「私、とんでもなく愚かだよね」と、俯いた。
私は紗月を抱き寄せて尋ねた。
「もう、今後一切この様なこと(調教されて従ったこと)起こらないよな?」
「どんなことがあってもやらない!」
紗月は前を向いて私にそう口にした。
もういい、
今回については仕舞いにしよう。
「それならば今回の(調教されたエピソード)話は、互いに全て忘れ去る!OK?」
紗月は返答する意味で、再び大泣きしだした。
私は恋人の髪の毛に手を添え、肝心な部分を思い起こし、言い足した。
「それと・・・お前さ、本気で断酒だわ。」
調教体験:強姦魔との会食
私は週終わりの仕事後、
「少し話し出来ますか」
と、本山を某飲み屋に召喚した。
(紗月は仕事を休ませた)
そうしてから
「紗月からあますところなく聞き出しました」
と切り出した。
どんなときも冷静沈着な本山が、予想以上にシドロモドロになった。
おそらく、例の夜の間の事を、紗月が私に公表するなんてありえないと考えていたに違いない。
「・・・申し訳ない。酒で頭がヘンになってた。ゆるして欲しい」
本山はすんなりと認容した。
「ふっ、人の彼女を調教して中出ししまくって...ずいぶんアッサリだ。」
私は前もって準備していたセリフを言い放った。
調教されたエピソードを告げられて、怒り狂ったコト。
無論憎しみは今となっても沈静化してないコト。
されど、仮に酔いが回っていたと言うものの、紗月にも幾許か罪が存在するコト。
紗月はこの度の事件(調教されて喘いで許した)をひどく悔やんでいるコト。
加えて、私はそれを心に収めようとしているコト。
そういうわけで、チーフも此度の行為について余すことなく忘れ去っていただきたいコト。
「無論だ。ホントに悪いと思っている。」
本山は平謝罪であった。
そして、少し安堵したかのような顔付きになった。
つづけた。
「それから、これについては私の個人的なギモンになるのですが、返答してもらえます?」
本山は首を縦に振った。
調教体験:制裁
「どういう理由で調教して、中に出したんですか?」
と同時に回答につまる本山。
回答などはっきりしてる。
ただ単に、自らの欲求で、紗月のカラダを弄んだという程度であるから。
「身ごもったら、傷を負わされるのはダレだと考えますか?紗月じゃないかな?」
本山は「悪かった」と俯いた。
無性に憎悪の感情が沸き起こってきた。
私はその面に向けて、
「強姦sex好きの鬼畜調教野郎ですね。
俺ね、そういう感じがなによりも許せないんだわ!」
と、コップいっぱいに入ったままの焼酎を本山のアタマに垂れ流して、そのまま投げつけた。
店の中に居た客が一気にコチラに目を向けた。
微塵も気になることはなかった。
本山は、顔を下げたままで何も発さなかった。
「万が一この先、一秒であろうとも紗月に接近するようなことがあったらば...
オマエ殺るぞ。」
そう告げて私は飲み屋を立ち去った。
私は信じられないくらい平静だった。
本山は最後まで言葉を発しなかった。
調教体験:2人の結末
そうしてから5年の月日が立ち、今。
結論から言えば
紗月・本山の両名とも、
既に私の会社には在籍していない。
本山は調教エピソード謝罪から5ヶ月後に、
調子をおかしくして病院暮らしになったとのこと。
実のところ胃を悪くさせてたようで。
私と紗月は
「本山のみまいに、焼酎ダースで手にして向かうか」
と笑いのネタにしてた。
とうに近頃の我々からすれば、本山のことなどこれ位の扱いになってる。
勿論本山が紗月に近寄ることは、例の周遊旅行以後一切無かった。
本山はその後、ハードワークに耐え難いと勤め先にジャッジされ、田舎の小会社に配置転換になった。
以来、ヤツとは顔を合わせてもない。
紗月は、今から2年前、退職した。
どういう状況になったかといったら、私の妻の仕事をしている。
妊娠は今のところ無いが、割かし順調に暮らしている。
それから不定期でだけど、周遊旅行の夜の間の調教エピソードをおかずに、二人で夜は励んでいる。
(紗月が述べたあの調教されたエピソードは、ほぼ全部この夜の営み中に暴露してもらった)
もちろん本山は未だに許容できないのだが、
何はともあれ近頃では我々のハメネタ扱いになってるから、近々ゆるしてやってもいいか、と検討している。